Life + Chemistry

化学の講義録+大学を楽しく面白い学びの場に変える試みの記録 (北里大学・一般教育部・野島 高彦)

北里つながろうプロジェクト2015-2016 #北里つながろう

この記事は2015年度版です.
最新版はこちら↓
www.tnojima.net




*1

1. 北里つながろうプロジェクトって何?

北里つながろうプロジェクトは,北里大学のみんな*2がTwitterを介して互いにユルく知り合いをつくるしくみです*3

今のところ4桁のTwitterアカウントがユルーくつながっていて,全学部・全学科・全専攻から最低1人は参加しています.

ほとんどが「実際には会ったことはないけど,タイムラインで接点がある」関係です.

365日,いつでも あなたの参加を歓迎☆

ときどき気が向いた人々でイベントもやってる,っていう調子で,そういうときの実行部隊が,後述の,「北里つながろうプロジェクト各種イベント実行チーム @ku_tsunagaro 」です.

2. どうやって参加するの?

@TakahikoNojima あるいは,「北里つながろうプロジェクト各種イベント実行チーム @ku_tsunagaro 」あてにTwitterで「つながろう参加希望」とお知らせください.

学年+専攻アルファベットをお忘れ無く:「4RT」とか「3CE」とか「1N」とか.

入学予定者は日本語でOK:たとえば「海洋生命 今春入学」っていう感じ.

卒業生も歓迎:たとえば「N卒業」っていう感じ.

2.1 私宛に参加登録した場合

私宛に参加登録した場合には,それを私が次のようなパターンでツイートします*4

現時点で1,500人以上の北里大学在学生が私と相互フォローの関係にあります.

その中には,このツイートを見て,興味を持ってフォローして来る人がいることでしょう.

もちろん,このパターンのツイートで紹介されているアカウントは,誰からフォローされても構わないアカウントなので,あなたが誰かをフォローしてもOK.

フォロー返ししてもしなくてもOK.

2.2 つながろうプロジェクトに参加登録した場合

私とは相互フォローになりたくないけど,プロジェクトには参加したい,なんていう場合だってあるでしょう?

だから,私のアカウントではなく,学生が管理してる「北里つながろうプロジェクト各種イベント実行チーム @ku_tsunagaro 」あてに参加リクエストしてもOK.

こっちのアカウントには約1,200人の参加者があります.

↑2015年度は5人でアカウント運営してます.

3. 参加すると何かいいことがあるの?

3.1 新入生の大学生活スタート支援

新入生はタイヘンです.

4月上旬の1週間とか2週間とかの間に,今後の大学生活に大きく影響するものごとを片っ端から決めて行かなければならないからです.

当然,情報収集が不十分なので,「あのとき上級生が一言教えてくれたら,こんなことにはならなかったのにー!」っていう悲劇が毎年繰り返されています.

次から次へと大学のシステムについてのワケのわかんない説明が続いて,その間に部活だのサークルだのを決めて,選択科目を決めて,人によっては一人暮らしの場所を決めて,通学経路を決めて,インターネットの接続プランを決めて,他にもイロイロあるよね?

こういうのって後から変更できないのが多いし.

でも,入学が決まった瞬間に,在学生からのアドバイスが得られるような しくみ があれば,入学手続きと同時に在学生や新入生どうしがつながって,選択科目も部活も候補を絞っておいて,オリエンテーション期間には北里大学についてある程度わかってる,という状態が実現して,ハッピーに大学生活をスタートできるわけです.

北里つながろうプロジェクトは,ソレを実現し続けています.

実際,2013年4月入学の世代以降は,北里つながろうプロジェクトを通じて知り合いになった同期で,入学前の3月に実際に会って交流を深めています.

3.2 在学生の大学生活充実化支援

「いつも相談に乗ってくれる人」がいても,たまには別の人から意見を聞きたくなることもあるでしょう.

また,「何となく思いついたことを,何となく投げておいたら,何となく返ってくることがある」というユルい場所があるのも面白いでしょう.

北里つながろうプロジェクトは,そういう新しい選択肢を提供しています.

北里つながろうプロジェクトでは,参加者どうしが,先にTwitterで知り合いになって,それから実際に会って,そのうちに教科書とか資料とか不要品とかを譲り合うようになる,なんていうケースが普通になっています.

3.3 イベントいろいろ参加できます

2013年の春,「北里つながろうプロジェクト各種イベント実行チーム @ku_tsunagaro 」(の前身チーム)がタイムラインに自然発生し,ピクニックとかBBQとかヤキイモとかハロウィンにお菓子を食べる企画とかをTwitterで呼び掛けて,興味を持った人々が集まる,という流れが始まりました.

コレが現在まで続いています.

2015年には以下のようなイベントをやりました.

2015年度の「北里つながろうプロジェクト各種イベント実行チーム @ku_tsunagaro 」は以下の5人がやってます.

4. 参加しているアカウントを知るには?

以下のリストを見て気になるアカウントを自由にフォローしてください.

  1. 私と相互フォロー関係にある参加アカウント一覧
  2. 北里つながろうプロジェクト公式アカウントがフォローする参加者一覧

リストを一つにまとめた方が便利そうなんですが,私とは相互フォローになりたくないけどプロジェクトには参加したい,なんていう場合もありそうなので,私のアカウントと,北里つながろうプロジェクト公式アカウントとで,適当に重複しつつ別々に管理してます.

5. 北里つながろうプロジェクト参加者へのお願い

北里つながろうプロジェクトに新しく参加する人のために,プロフィール欄に学年と所属専攻(学年数字+専攻アルファベットでOK)を書いておくようお願いします.

6. つながろうプロジェクトを辞めたくなったら?

来る者拒まず去る者追わず.辞めたくなったら遠慮せずにご連絡ください.リストからアカウントを削除します.

もちろん,再び参加したくなったときも遠慮せずにご連絡ください.

7. ホントにフォローしてくれるのかな?

積極的につながりを求める学生がたくさんいるので,誰かがフォローしてくれることでしょう.

ただし,カギをかけているとどんな人物だかわからないので,誰からもフォローしてもらえないかもしれません.

あなただって,誰だか全くわからない人物をフォローしようとは思わないでしょう?

8 フォロー返ししなければいけないの?

北里つながろうプロジェクトで誰かがフォローしてきても,それに対してフォロー返ししなければならない,なんていうことはありません.

Twitterのいいところは,「勝手にフォローする/気が向いたらフォロー返しする/勝手にフォローを外す」っていうユルいつながりができることだからです.

そういうわけで,北里つながろうプロジェクトでみつけた誰かをフォローしても,フォロー返しがあるとは限りません.

そこんとこ,ご理解下さい.

9. フォローしてもらうためのポイントは?

プロフィール欄をしっかり書くことです*5

出身地とか出身高校とか所属クラブとかバイト先とか好きな食べ物とか,第三者に知られても困らない範囲で書いてあれば,共通項をもつ誰かとのつながりが期待できます.

学年と学科/専攻をお忘れ無く!

10. ヘンなヒトにフォローされるんじゃないでしょうか?

その確率はゼロではありません.

しかし,ヘンなヒトにTwitterで絡まれても無視すればいいし,しつこければブロックすればいいだけのことです.

12. 他にも役に立ってます

12.1 同窓会の新しいしくみ

個人情報保護が厳重になって,大学の同窓会って運営がどんどんタイヘンになっています*6

卒業した後に転居しちゃうと,もう大学では追跡困難なんです.

そこでSNSの出番.

卒業生への呼びかけをTwitterに投げ込めば,つながろうプロジェクト参加者に対してだけでなく,リツイートによって情報が伝わって行く可能性があります.

手紙だと「このお知らせをご友人にもご紹介いただけると幸いです」的な一文が書かれていたりするわけですが,SNSなら勝手に情報が広がって行くわけです.

12.2 非常時の連絡手段

連絡手段はイロイロあったほうが良いわけです.

たとえば東日本大震災のときには,電子メールのシステムはダウンしていたものの,Twitterがアクティブだったので連絡が取れた,というようなケースがありました.

北里大学でも三陸キャンパスが被災した際に,Twitter経由で安否情報のやりとりができました.

北里つながろうプロジェクトは,非常時の安否確認インフラとして利用することも想定しています.

*1:ロゴ by あず,4N

*2:在学生,卒業生,北里大学に入学手続きを取った高3生や浪人生

*3:私が2012年春に思いついてスタートさせ.2013年春に在学生が運営を手伝ってくれるようになり,「北里つながろうプロジェクト各種イベント実行チーム」が自然発生し,これが2015年に大幅な世代交代して現在に至ります.

*4:パターンはときどき変えるかもしれません.

*5:フォローするかしないかを決めるときに,プロフィール欄を参考にするものです.

*6:私は北里大学の同窓会には関係ないけど.